2004年8月雑記ログ>>8/31-1 [随筆]チョコレートに合う飲み物ってなんだろう? 自動車学校に毎日通っている。 そこでは、チョコレート、しかもアルファベットチョコレートと、 ソフトドリンクがサービスで利用できる。 なので、授業が終わるたびに、チョコレートを摘みつつソフトドリンクを飲むのだが、 どうも、チョコレートに合うソフトドリンクが見つからない。 ソフトドリンクと言っても、 コカ・コーラ、ペプシコーラ、(この二つの同時提供は実に贅沢!!) メロンソーダ、なっちゃんオレンジ、カルピス、爽健美茶、烏龍茶ナドナドと、 結構まとも、かつ種類のあるラインナップとなっている。 ホットとして、コーヒーや抹茶も用意されている。 だが、どれもチョコレートとは合ってくれない。 自分がせめて思いついたのは、ミルクぐらいだった。 チョコレートは実に異質なお菓子であることが判った。 そこで、友達IとHにメールをして尋ねてみると、 Iは、無糖紅茶。 Hは、コーヒー、ホットミルク、紅茶(味を邪魔しないものかスッキリ系、ハーブティーなど)。 と、答えてくれた。 試していないが、抹茶のチョコレートとかあるから抹茶に合うのではと考えたが、 却下された。 どうやら、チョコレートは主役になれないようだ。 何かにおまけとして食べる、なにかの味を変化させる、その程度。 チョコレートを摘んで、身体をリラックスさせる、その程度。 疲れたときのエネルギー源にしてしまう、その程度。 仕舞いには、そのチョコレートは美味しくないんじゃない、とまで。 何かチョコレートに合う飲み物を見つけたら報告してくれると嬉しい。 また、いろいろ試してみます。 >>8/30-2 [本]コミック『真月譚 月姫①』佐々木少年 まぁ、俺も一応オタクでくくられる人間の一人であろうから、と言うのを最初に言っておく。ムシャクシャして散財したいが貧乏癖と葛藤しているときに、偶然本屋で出会ってしまったから買った物だ。もともと漫画をほとんど読まないタチなので、これが半年ぶりくらいの漫画購入である。(ちなみに半年前が甲殻機動隊/士郎正宗、一年前がDOLL/緒方剛志。これらのインターバルの間、本当に一冊も読んでいない) まず、原作の『月姫』自体はかなり好きな部類に入る。誰が好きかと聞かれれば、俺はシエル先輩と答える。アニメはダメだが、漫画は良いとネットで耳にしたものだから、結局買ってしまった。 で、実際どうかと聞かれれば、素直に面白かった。きゃー、さっちんががんばってる、だの、きゃー、ネロ教授カッコイイだの騒ぎながら読んでも見たが、なにがともあれ、主人公の遠野志貴が良い。志貴君はカッコイイを通り越してカワイイ。これほど素直に好感を持てた主人公がいただろうか。漫画はかなり原作に忠実に書かれている。雰囲気までは酷似していないが、漫画の方が堅さが抜けて(堅いのも魅力の一つだが)、ポップな仕上がり、でも裏に流れる静謐な雰囲気は多少しか損ねていなく、漫画らしく収まっている。 十分原作を知らなくても読めるし、面白いと思うが、『月姫』におけるこれからの山場を漫画というメディアで表現し尽くせるかが問題だろう。今のところは、良いと言える。 >>8/30-1 [本]書評『空の境界』奈須きのこ2004? 書くことがなかったから、これについて書いておこう。いずれ読む機会はあるだろうと探っていて、ついに読む機会を得たのが少し前。手元に本がないのはいつものことだが、読んだときに思ったことをつらつらと書き連ねることにする。ちなみに、いつもの事だがネタバレは一切ない。 まず、世間に溢れる理系文学少年(?)が書きたい書きたいと思っていた世界をついに商業という形で具現化してくれたな、と言うのが印象。不思議な事の仕組みだとか、魔法だの魂だのの世界における位置づけは、理系文学少年なら誰もがやりたいと思っていたことで、その行いは本来ネット小説の文化であったはずだ。それがネット小説から抜きん出てついに商業出版し始めたことは、一つの革新的出来事であるし、ある意味商業の幅が広くなったとも言える。 ここで言う理系文学少年が書きたかった内容とは、理系少年なら魔法だの奇術だのを世界に持ち込むとき、何よりもまずそのシステムを考えたくなるのが常だと思うが、その盛大に組み上げたシステムの事である。では、ここではそのシステムにどういう位置づけを置くかが問題になる。本書で言えばそれがお話の元になる者であり、決して物語の副産物にとどまらない。ましてや、奈須きのこの場合はシステム自体が主人公と言っても過言ではない。人物にシステムに関するトークをさんざんさせ、主人公とともにシステムを学んでいく。システムの説明が終演したとき(言い過ぎかもしれないが)同時に物語は終了する。つまり、主題はストーリーでなくシステムなのだ。 友人Yは似たような魔法の世界観を徹底的に説明させる小説(上記に記したやたらシステムを説明する小説?の事だ)がこの本のおかげで増えたと言うが、俺は実際表舞台に出ていなかっただけだと思っている。この本の繁栄によりそれを許容するマーケットというか編集者が現れただけだ。今まで隠されていた者が商業化して明るみに出ることはよいことなのか面白いが、この風はしばらく続くだろう。俺自身はこの世界観の押しつけ小説はあまり好みはしないが。 かと言って、この本が面白かったかどうかと問われれば、面白かったと答える。確かに奈須きのこの作り出すシステム(世界観と書けばよいのだが、皮肉を込めてシステムと書く)は実に面白い。斬新であるかどうかと問われれば、確かに斬新であるが、意外性は持たないと言っておこう。そして、やはり魅力的なのだ。だから奈須きのこの説明をだらだら書く性格も耐えられるわけで。かつ、奈須きのこのキャラクターは後で気づいたのだが、かなり魅力的なラインナップに仕上がっている。この奈須きのこの実力は『月姫』で恐ろしいほど味わったが、だがその分惜しいと思える点がある。お願いだから、奈須きのこには台詞の書き方を勉強して欲しい。それさえ解消されれば、俺は奈須きのこの不条理システムの世界も苦もなく読めるだろう。そう、キャラクターは魅力的なクセに台詞がどうしようもない、というのが俺の感想である。できればだが、説明しない事にトライしてみて欲しい。それに、だらだらと説明を書き続けるだけあって、長いし起伏が途絶えるし、疲れる。一気に読むことはできなかった。 まぁ、どちらかと言えば、俺は奈須きのこが一発屋であることを望んでいる。というのは、好きだから読みたいのだが、ひたすら疲れるから読みたくないというのが本音である。ギャルゲー『Fate/stay night』の時に相当疲れたのがキているようだ。 しまった、書きすぎた! >>8/29-2 [本]書評『詩的私的ジャック』森博嗣1997 バイトで本を読む機会に欠いていたので、かなり久しぶりの書評になる。夏期休業後半はいろいろ読めることを期待する。と言うか、バイトが終わって暇で暇で仕方がない。大学の友達は実家に帰って金沢に居ないし、一人で部屋に籠もって本を読んだり書いたり、電話したりするぐらいしか楽しみがないのはどうしたことか。 いつから主人公が入れ替わったのだろう。やる気のない天才探偵役の犀川センセが主人公だったはずなのに、その仕事は進行役の西之園萌絵に移ったのはどうも面白くない。いや、好奇心旺盛なお嬢様もいいが、そんなものより森博嗣の魅力は犀川の様な天才だと思うので、西之園萌絵が活躍するのは見てて面白くない。だが、犀川センセはお話を進行させないから仕方がないのか。 森博嗣のトリックは健在なのであるが、それについては触れるのが面倒なので止める。 それにしても、分母分子をスラッシュしていって、素敵なイーコールの式を組み立てたときの快感は忘れがたい。その辺の話が書いてあったのが理系として共感してしまう。計算とは、条件式で縛っていっていく行動だと思う。文系にはこの感覚は一生判りまい、理系だけが持つ独特な快感だ。その時理系は『解けた!』と叫ぶ。 そんな理系本能を呼び覚ましてくれるミステリー小説森博嗣。文系の皆さんが読んで面白いのかいつも疑問なのだが、その辺どうなんだろう? >>8/29-1 [批評]映画『ラストサムライ』2003 やっとこさ、ラストサムライを見た南です。 別に期待していたわけではないのですが、 人に面白いと言われたので見たわけです。 感想としては、アクションは面白い、けど、それだけ。 武士道とやらについて語る、も中途半端だったし、 やっぱりハリウッド映画だな、で終わってしまった。 でも、日本人として鼻高々な映画でした。 描かれている侍は格好いいし、日本人のこうでありたい姿だし、 日本人の西洋馬鹿加減が、日本人にも楽しめるレベルで描かれている。 もう一度言うが、アクションはおもしろいし迫力がある、 日本映画じゃ実現できないレベルで描いてくれたのは嬉しい。 ただ、武士道とやらを書きたいなら日本人としてはつまらないレベル。 まぁ、映画としては非常に面白かったです。 今更こんな物書いてる俺って何? そうそう、ビデオとCD借りに行ったら、 そこでバイトの塾の生徒とばったり。 (というか、塾のすぐそこのショップだったから) なんかスーツ着てないと、すんなり敬語が出てこない。 いつものように会話して別れましたが。 その後、アダルトコーナーに入る時に、 生徒居ないよな、と注意しながら入ったり……。 一応、こっちは先生ですからねぇ。 ちなみに、もう夏期講習は終わってのんびりしてます。 >>8/25-1 [日記]忙しい…… 午前中は自動車学校。んで、午後がバイト。 そんな日々が続いております。 ほとんど家に寝に帰ってきている状態。 家に帰ってきてもすることは、 小説を書くか、読書するか、ネットするか……。 HD消失で原稿50枚程おじゃんになって以来書く気が失せていたのですが、 最近復活。 今までになく遅筆ですが、少しずつ書き続けている具合。 作品は、この前タイトルだけ出した『僕と、僕を支配するもの』の長編版。 キャラクターがそろそろ揃ってきたけど、揃うまでに50枚消費。 一体どのくらいの長さになるのか検討つかず。 それにしても、女性のキャラクターが今までになく少ない。 主人公がお話スタート時から彼女持ちなので、 女の子を書く必要がなかったのも事実ですが、 でも、男ばっかりうようよしても仕方がないので、 当初男の予定のキャラクターを女に変更。 それにしても、久しぶりの長編。 いやはや、千字の癖が抜けない。 なんだか、千字の連作を書いて長編にしている雰囲気が出てきた。 どの節を書いても、一つ1000~2500程度で収まってしまう。 と言うか、もっと長くできる部分の筈なのに、 そのくらいにはしょってしまう。 でも、何故か書きやすいのだよなぁ。 >>8/21-1 [日記]教育課程に疑問? 塾講師ってものをやってるので、中学生・高校生に対していろいろ教えているのですが、 なんだか、俺の頃に習って、今習っていないものが結構ある。 まず、塾講師になって初めて驚いたのが、 解の公式を習わない。 ax^2+bx+c=0の答えを覚えなくて良いのです、今の中学生は。 それでいいのかよ! 他に驚いたのが、 電流のところで、フレミング左手の法則を習わない。 電・磁・力って習いましたよね、昔ですが。 では、どうやって解くかと言えば、 すでに一つの例が挙げられていて、その例を見て、 磁界の向きが逆なら力からも逆、電流の向きが逆なら力の向きも逆、 磁界と電流の向きが両方とも逆ならそのまま、 と、それを答えるだけになっていて、覚えることはほとんど無い。 あと、因数分解で、タスキガケを習わない。 公式の簡単なヤツ奴しか登場しなくなっている。 たかがこの程度の因数分解をする必要があるのか? おかげで、因数分解で悩む生徒が減ったみたいですけど。 かなり楽になったのだろうけど、なんか面白くない。 >>8/20-1 [日記]1日2食 気づいた!! 最近、1日2食生活が続いてる……。 バイトから帰ってきてご飯食べるので、 それがほぼ零時を回った後だったりする。 バイトで生徒のレポートを書かなきゃいけないのだが、 その日付を記入しようと、腕時計の日付を見ると、 もう翌日の日付になっていたりする。 大変な仕事ですが、本当にやりがいはあるし、 上司はいい人だし、ほぼ上司を慕って続けている雰囲気。 昨日は単語テストを4人分、理科のテストを一人分作りました。 テスト作ると時間がかかる……。 まぁ、暇に夏休みを過ごしているわけではないので、良しと。 8月分のお給料いくらになるのだろ……。 自動車学校行きたいが、午前中はほぼバタンキュー。 というか、技能予約しようとネット開くのだが、 午前中、全く空いてない。はぁ。 >>8/19-1 [随筆?]大学の各種レポート まとめ せっかくなので、俺が書いた大学のレポートをいくつか公開しておこう。 まず、フラクタル図形について書いたレポート。 ほぼやっつけ仕事でやったので、本当に大したことが書いてない。 でも、数学的概念としては、結構面白いと思う。 -読む 次にアインシュタインの業績について書いたレポート。 やはりやっつけ仕事で、特殊相対性理論は扱うが、一般相対性理論には踏み込めず。 でも、アインシュタインの偉大さがこのレポートを通して知ってしまった。 -読む 次に、日本語文字の特性という授業で書いたレポート。 結構気合い入れて書きましたが、内容があまり授業と関係がなかったり……。 こういう事を習いたくて、この授業受けたのだがなぁ。 -読む 最後に、哲学入門という授業で書いたレポート。 結局一度も寝なかったことのない授業。つまり、毎時間寝てしまった。 叫びは書けて、さて、これで単位もらえるのだろうか。 -読む とりあえず、この4本。 他にも書きましたが、一度HDが消失していくつかのレポートを失ってしまった。 まぁ、大学で俺はこういう学問やってますと言うことで。 >>8/18-2 [随筆]半年ぶりの世界 半年ぶりに、名古屋に舞い降りる。 金沢→名古屋を高速バスで4時間。 名古屋に着いた瞬間に、4時間なんて忘れてしまう。 昨日までも、ここに居たかのような錯覚。 新しい土地以上に馴染んでいる土地。 やはり、ここの人たちを見ている方が落ち着く。 半年ぶりに、名古屋の友達にと言葉を交わす。 会った瞬間に、昨日までも普通にお喋りしていたような錯覚。 半年前の日常はこの友達と毎日笑い合っていたのだ。 懐かしさよりも日常を思わせる。 そして今も笑い合う。 また4時間かけて金沢に戻るなんて信じられなかった。 明日もこの土地で毎日が続くように思える。 でもそれは希望。 また4時間かけて戻ってくると、 自分はこの町の住人なんだと再確認できる。 切り離された日常。しかし正常。 僕はここで生活を続ける。 >>8/18-1 [日記]マジアカって面白い……かも。 3泊4日名古屋帰還!! と言っても、もともと住んでいた土地なので、 とても懐かしい。 友達の家ハシゴで宿泊費を浮かす。 泊めていただいた方、ありがとう! 1日目。 Kと、CDショップやらシルバーアクセやらを見て回る。 2日目。 MとDと、大須のオタク街を見て回る。 3日目。 たくさんの仲間と、カラオケやらゲーセンやらバーベキューやらをして騒ぐ。 4日目。 Hと、マジアカをやり続ける。 いやぁ、充実した4日間。 4日中3日大須に居たりするが、当然だろう。 4日中4日ゲーセンに行ったが、当然だろう。 つか、金沢でゲーセン2回しか行ってないのに……。 4日目、ついに、マジアカにはまってしまった。 客が少なかったもので、コインを山積みして席に居座る。 初めてのカード購入。カード購入したが最後、ひたすらコイン投入。 お昼ご飯をはさんで、やはりマジアカ。 ……コナミさん、儲けすぎ。 でも、一人でできるほど頭が良くないので、 二人で挑戦しないと、手に負えない。 「芸能」と「アニメ&ゲーム」がやたら弱い。 だいたい、正解率62%なので、たいした事無いかも。 マジアカ終わった後も、二人でマジアカの余韻に浸っていた。 >>8/12-1 [本]書評『とかげ』吉本ばなな1993 この本のテーマは「癒し」とあるが、確か「癒し」が流行語大賞となったのは、1999の事であり、しかし今でも十分癒されると思うぞ、俺は。 1996に発刊された文庫版においては短編6編を収録している。確かにいつもの吉本ばなな節なのではあるが、今作はどちらかと言えばおとなしめの印象を受けた。だが、単純に大人しいわけではない。どことなく、吉本ばななが持つどことない奇妙さ(表現が曖昧ですまない)の底上げが成されているように思える。この表現では上手く伝わらないと思うが、タイトルにわざわざ『とかげ』(平仮名)を選んできたことを考えると伝わるかと思う。 この6編の中では、やはり表題作である『とかげ』が一番面白かった。男である主人公が、女の子に対して「とかげ」という愛称を付ける、その女の子とのやりとりの物語だ。これが「とかげ」という言葉を上手く言い得た話で、引き込まれてしまった。 加えて、今作で思ったのが、『TUGUMI』の時ほどではないが、人物がはっきりと浮き彫りになっている。特に『大川端奇譚』では、吉本ばなな作品にしては珍しく多くの人物が登場するが、その一人一人が主人公との関わり方を異にしていて、その辺りが面白かった。幾分、強引なところもあったが。 結局のところ、俺は吉本ばななが好きであり、その変わった一面が今作に集められた気がする。後書きにテーマとして書かれている、「時間」と「癒し」、「宿命」と「運命」であるが、どうも安っぽくなりがちな昨今。それにしては、自然とこのテーマが、それでも深く扱われていて、つまりは主人公の思想史となるのだが、おかしな主人公に同調してしまうのだ。 >>8/11-1 [本]書評『笑わない数学者』森博嗣1996 やっと読書のできる日々が戻ってきて、暇さえあれば一日中本を読んでいる南です。前に書評を書いたのがちょうど一ヶ月前。まるまる一ヶ月本から離れていると、どうも禁断症状気味だったりします。 そんなことでいつもの書評になってない書評を。この本をとりあえず読み始めたのが、前作の『冷たい密室と博士たち』を読んだ後すぐだったので、貸していただいた先輩御免なさい、まるまる一ヶ月かかって読み上げた次第。三作目になると、自分もだいぶ森博嗣の読み方が分かってきて、飛ばして良いな、とか、この辺後から出てくるな、とか分かったのもあり、前作に比べれば読む動作に対する苦痛は少なかった。どうも、前作より犀川先生のキャラクターがおざなりにされた気がして面白くなかったりしたのですが、話しとしては何となくで終わってしまったよう。つまり、全体面白味に欠けた。 どうも、今作トリックがやたら壮大で、というか装置的に大がかりで、なんだろ、一応最初からその線を疑っていて、そんな大がかりトリック以外の何かトリックが待ってるだろ、と期待していたら案の定そのトリックでした、で終わってしまって、ちょっと残念。映像的描写がもっと膨らんでいればそうは思わなかったのかもしれないが、どうも毎回、「天才とは…」とか「学者とは…」を扱ってきて、スケールに関しては免疫ができていたのかもしれない。そう言う意味では、解説にあった、先に本作、後に『すべてがFになる』の方が読者としての驚きは大きかった気がする。後釜に据えられたところで、逆にそう言うところが目立って醜さを醸し出していたし(それが作者の意図かもしれないが、顕著過ぎだろう)、どうも読者として放って置かれた気分だった。 でも、そんなところよりも本作で惹かれたのが、たびたび記述される、なんだったかな、何かがおかしいという違和感に触れられている点だった。何がおかしいのかイマイチ分からないが、なんだかおかしい気がする。文章中で犀川センセがそのようなことを喋るからそう思わされていただけかと思えば、だんだんと読者自身も異変を感じ始める。本のクセに妙なライブ感が今までと違った雰囲気で楽しめた。 もう一ついえば、解決編がやたらあっさりしていたのが気になった。ミステリーだから仕方ないのかもしれないが、前作より人間関係をひねくったのに、というか、その手の実は親子だの、実は兄弟だののノリでかき回したのに、その後処理が自分の仕事ではないよんとばかりに記述されなかったのは、流石に腹立たしい。 それにしても、相も変わらずおかしな舞台設定が成されるものだ。一作目が孤島の研究所、二作目が極寒実験室、本作がプラネタリウム付き串差し団子型ハウス。トリックのために舞台が用意され、しかも犯人は天才型理系人間。これが森博嗣のアジなのだろう。読者は最初お客さんのつもりでその建物を訪れる、それが犀川&萌絵の状況であるのだが、これまた良く犀川&萌絵はちょこまかと動いてくれる。最後まで読者と犀川&萌絵はお客さんのまま、事件解決まで進む。この点を丁寧にしているのか、舞台を満喫することができる。おかしな舞台でも、犀川が翻訳してくれるので、読者はイメージのまま満喫できる。 とりあえず、森博嗣を三冊読んだので、次は京極夏彦でも読んでみるか、と言う気分なのですが、どうやらその自由は九月まで与えられそうにないのでよしておきます。 >>8/8-1 [書評]『大学時代出会わなければならない50人』中谷彰宏2001 出会いは全て運命だ。そう教えられたのが、6月1日の事。俺はもうそれを疑う気もなくなったし、第一高校時代から俺はそれを生で実践しているのだから仕方がない。 要するに、様々な特殊な人間に大学時代に会っておけ、その出会いが将来の君を決める、という本だ。実のところ、そうなんだろう。それは俺が今一番気がかりなことでもあった。 俺は仲間が欲していた。それも、もう普通の人間ばかりと出会うつもりはない。どちらかと言えば、異常なくらいの人間と出会う方が俺の性には合ってる。しかし、そのような人材は今の俺が居る大学ではありえないと、悲観していた節があった。 だが、この本を読んで、著者の居た早稲田大学に憧れも初めのうちはしたが、そうではなく今の環境でもキラリと目立つ異常な人間は少なからず居た事に気づいた。ただ、俺は進んでその人物と出会おうとしなかった。ただそれだけの違いなのだろう。経験上、自分から動かなくても特殊なやつに巻き込まれてきたから、そうとばかり思っていた。違う、自分から巻き込まれに行かなくてはならなかった。 例えば、俺は講義で常に一番前の席に座る。どこの講義でもそうだ。大抵、一番前に座ったやつの顔は普通の顔をしていない。ものすごく老け顔の医大生や、毎回先頭に座りながら堂々と眠る奴とか、かわいさのかけらもない女の子とか、いつも講義の答えを何気なくつぶやく女の子二人組とか、漫画みたいに髪を揃えた奴とか……。はっきり言って、目立つ。だが、俺は出会おうとしなかった。 でも思うのだ。結局のところ、社会を作っている人間はそう言った人材なのではないだろうか。だから、今この時期に、様々な人材に出会っておく必要がある。出会い、そして自分を磨かなければならない。 最近気づいたのだが、大学生がモラトリアムだなんて認識は、嘘だ、虚言だ。考えてみろ、社会で活躍している人間のデビュー時期はこの俺たちがモラトリアムだと思っている時期ではないだろうか。この時期にモラトリアムとして何気なく過ごすのではなく、この時期に活発に動かなければ許された時間を失うだけだ。 >>8/7-1 [日記]夏期講習前半終了!! 今日で夏期講習の前半部が終わりました。 明日から塾はお盆休みで、私の本当の夏休みが始まると。 でも、一週間ですが……。 11つ1時間半の授業を、一日に3か4回行う日々。 授業が終わっても、その授業の後始末をしなければならないので、 さらに、3時間くらい必要だったりします。 さらに、授業の準備にまた1時間。 だいたい、12時に出勤して、24時半に終了……。 労基法もカタナシの労働時間。 まぁ、労働時間にしては給料が少ないけど、まぁいいさ。 体力勝負でもなく、本当に頭脳労働。 生徒の人気取りもしなくちゃいけないし、 生徒一人一人の対策も考えなくちゃ行けない。 頭フル回転! だから、気力が消耗しているだけで、体力は大して消費してなかったりする。 まぁ、お馴染みになった生徒もいるし、 授業が終わった瞬間絡んでくる生徒もいるし、 中三の女の子に人気になったり。 俺って、子供嫌いじゃなかったっけ、すごく好きになってる……。 さて、一週間休んで、名古屋にも行って、いろいろしてこよう。 >>8/2-1 [日記]序論のテスト…… 今日は専門科目の試験でした。 専門科目と言っても、今は自分の学科の序論の授業ですので、 まだ概念ばかりで実践的なことはなにもやってない。 なので、私もたいしたことは出ないだろうと高をくくっていたのです。 試験5分前になって、教授の方がやってくると、 いつも優しく話しかけてくる教授が、 「授業は簡単で、試験が難しいのが序論の特徴ですから」 ええっ、マテ、 「半分が落ちますから」 半分って、そんなに合格率低いのかよ。 「追試は11月4日ですから、 もう落ちるって分かってる人は夏の間に勉強してください」 もう追試の話ですか!! 試験開始!! ナニコレ? 授業では概念しかやってないのに、 それなりに専門的な計算が出てくるじゃありませんか! 聞いてくる内容もかなり専門的だし! ダマサレタ。 でもまぁ、落ちることはないだろう。 だって、俺だし。 >>8/1-1 [日記] 哲学のレポートがぁ 哲学のレポートをついに締め切り前日まで引っ張る。 すっかり忘れてたぜ。 一体なにを書こう!! 哲学入門の授業を受けて哲学に関して、物の見方について変わったことを書け! んなもん、授業全12回寝てましたよ! いや、寝ようとして寝たんじゃなくて、 あの授業で寝るなという方が無理というもの。 いやその、自分自身が哲学に興味がない訳じゃなくて、 興味があって学んでいくじゃなくて押しつけみたいな授業だったから、 考える隙もなく連ねられて、結果睡眠、ぐぅ…。 とまぁ、嘘八百をレポートに書き連ねているわけでもなく、 個々の雑記で時たま書いていたことを繋げて、こねて、伸ばして、叩く。 すると、指定された字数のレポートのできあがり戦法。 突然ですが、おととい見た悪夢の話。 塾関連の話しなのですが、この話を生徒にして遊んでたりする。 夢の中の話しです。 目覚めたんですね、朝8時頃に。(注:夢の中で) 8時なら出勤が12時ですから、8時ならまだ寝てられると思ったんです。 だから、いつものようにもう一度寝ることにしました。 もちろん、昨日のうちに10時半に目覚ましを付けておいたので大丈夫。 というわけで、もう一度眠ったわけです。(もちろん夢の中の話しです) 夢の中でよく眠れました。 そして目覚めて時計を見ると、7時を指していました。 ひぇぇぇ、大遅刻!! 今日の出勤は1時半~11時の筈なのに。 と言うわけで、塾に電話をかけます。 すると、いつものように上司のS藤先生が 「お電話ありがとうございます。○○塾、○○校舎です。」 と、何故か棒読みチックで(しかも現実通りリアルに)電話口から聞こえてくる。 寝坊したことを告げると、いつもの笑顔のまま怒るときの声で怒られる。 怒られ方がかなりリアル!! ひぇぇぇぇ、と、ここで現実世界へ起床。 時間は朝8時。 ……もう、しばらく二度寝はできまい。 |