2007-7-8-1[IT]Officeの代わり
MSOffice独裁に反旗を翻すかのように、現在様々なOfficeソフトが出ている。今回、中国製のKINGSOFT Officeを使ってみて、実に良くできたMSOfficeのマネっこツールであると感じた。ちょこっと使った限り、違いが見いだせない。
これまでにあるこの手のMSOfficeのマネっこツールは、OpenOffceくらいであるが、それに比べて格段に使いやすかった。値段も5000円と、MSOfficeに比べれば格安である。Officeを既に持っているなら必要ないが、無い時にはこれで代用しても良いかと考えてしまう。
しかし、あくまでマネっこツール。互換性があると銘打っているが、実際にWord2003で作った小説ファイル等を食べさせてみると、体裁が崩れた。一例を挙げると、マネっこWordには縦中横が無かった。これには結構困る。やはり、Wordが無いための代用としてフルに使うには問題がある。しかし最初からこのツールのみを使うことを考えれば問題はなさそうだ。マネっこOfficeはMSOfficeの標準的な機能をほぼ網羅している。そんなに変わった機能を使わない限り、MSOfficeでなければならないということはない。Word2003、Excel2003、PowerPoint2003を使っているなら、まず違和感なく使える。
だが、マネっこPowerPointを試用してみて、使い続ける気にはなれなかった。なぜなら既にPowerPoint2007を使っているからだ。2007はPowerPoint2003に比べるとデザインががらっと変わり、操作方法をもう一度学習することになった。そしてそれに慣れた今、PowerPoint2003に似ているこのツールを使う気にはなれなかった。確かにPowerPoint2007の変化は戸惑ったが今や2007の方が使いやすく感じている。
結論は2つ。今までは力ずくでディファクトスタンダードになったMicrosoftを悪く言っていたが、その努力の結晶は確かに使いやすい。もう一つは慣れれば都ということ。
前者については、Microsoftの独裁体制を良く思っていなかったのだが、最近になってその製品の使いやすさを自覚し始めた。潤沢な開発費があるから可能なのだろうけれども、かなり良い製品にできあがっているのは確かだ。Officeだけではなく、キーボードもMicrosoftのキーボードを愛用している。押し入れにはまだ5つほどキーボードがあるにもかかわらず……やはり、使いやすいのだ。
後者については、以下の記事を読んで確信した。
『「全事務職員がLinuxデスクトップを使用している町役場」は実在する』(ITpro)
Linuxに慣れてしまえば、Linuxを使えてしまう。使いにくいか使いやすいかが問題なのではなく、それを学ぶ努力をすれば結果的に使えてしまうということだ。だから、何かを何かの代用という考えでいる限り、その代用物は限りなく本物に近づいて欲しいと願い、代用物を学ぼうをはしない。だが、代用物を本格に使おうとしてしまえば、それで構わなくなってくる。
それでも俺は一太郎を使う。それはWord2003よりも良い点を知っているからだが、そんな使い方ができるユーザは、PCのハードユーザーである。ハードユーザでない人がワープロとして使うならば、MSWordである必要はないのだろう。
しかしまぁ、大学生は大学でも家でも作業できることを望まれ、そして大学のPCに格納されているのはMSWordである。この束縛がある限り、MSWordから逃れられそうにはない。
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